一度有効化すると、Cloudflareの自動圧縮はHTMLとキャッシュされたCSS & JSファイルを圧縮します。WebブラウザまたはcURLのようなコマンド行ツール経由でファイルのソースを表示する場合、圧縮されたコードが表示されない場合は、次の点を確認する必要があります。
- オレンジ色のクラウドが付いたDNS記録を経由して提供されるファイルだけが圧縮されます。そのため、サードパーティのドメインにあって、Cloudflareを利用していないコードは圧縮されません。
- CSS & JSについては、キャッシュHITだけが圧縮されます。このガイドで、個々のファイルのキャッシュステータスを確認してください。
- この機能は、 名前に.minが付いた.js/.css ファイルの 圧縮を意図的にスキップします。
- コードに致命的なシンタックスエラーがある場合、自動圧縮はコードの圧縮に失敗する可能性があります。ファイルに以下のシンタックスチェッカーを使用して、こちらを確認してください。
- 当社はhtml内のインラインjs/cssを圧縮しません。
ファイルが圧縮されたかどうか確認する場合、Cloudflareの有無にかかわらず、レスポンスが比較できるcURLのようなツールを使うことができます。このガイドを使って、このやり方を学習することもできますし、ブラウザで直接ソースコードを閲覧することもできます。
HTML /CSSファイル、JSファイルのシンタックスをチェックする場合は、以下のようなオンラインバリデータ/オンラインツールを使って潜在的な問題を探すことをお勧めします。
- HTML: https://validator.w3.org/
- CSS: http://jigsaw.w3.org/css-validator/
- JavaScript: http://www.javascriptlint.com/online_lint.php
こうした手順をチェックした後でも、縮小がまだ有効になっていない場合は、Cloudflareサポートに連絡してください。問題が発生しているリソースのURLも必ず含めてください。
CSS & JSの縮小がキャッシュされたCSSファイルとJSファイルのみで動作することに注意してください。CloudflareがファイルのキャッシュHITを送り返すと、縮小形式でブラウザに返されます。これによって、さらに完全な縮小結果をお届けすることができます。CSS & JSの縮小を有効または無効にする必要がある場合、縮小設定の変更の影響を表示するために、Cloudflareキャッシュを削除する必要があります。